外国人観光客にお金を落としてもらう工夫/スルッと関西をもっと利用しやすく

flexibility

自分の英語を試したい

私の英語の師匠は、故宮澤喜一元総理、故國弘正雄先生、杉田敏先生の3人です。「師匠」と言っても、私が勝手に師と崇めているだけで、先生達には何の関係もありませんが…

日本から出たことのない私にとって、この3人の先生方は「日本から無理に出なくても英語はものになるのだよ」と言ってくれているようで、私の英語学習の精神的支柱となっています。

話せるようになりたければ話す、書けるようになりたければ書く、語彙を増やしたければ単語集ではなく辞書を読む、という当たり前の学習法の大切さを認識させてくれた大恩人たちなのです。

今は、毎日、同じテキストを音読していますし、語彙は、単語集を使わずに辞書を読んで増やそうと努めています。

学生の頃は随分馬鹿な勉強法を採用していました。

単語集に載っている単語を文章と何ら脈絡なく、闇雲に覚えようとしていた過去が恥ずかしいです。

単語集なんて、誰が何の基準で選択しているのか分からないのに、何となく巷の噂で、「◯○出版社の○○という単語集いいらしいよ、みんな使っているよ」とただそれだけの理由で使っていた自分が情けない…

ちまちまと単語集を使って小っちゃい世界で満足するよりも、思いっきり辞書と向き合って、世界の広さに驚き、あるいは、自分の小ささに絶望や怒りを感じて、「なんだ、この野郎」と這い上がる方が、ずっと格好いいかなと思っています。なぜか猥褻な意味の単語は頭に記憶されるのが早いです(-_-;)。

宮澤総理の流暢な英語も辞書読みの賜物だそうです。少しでも近づきたい。

話すことについても、基本は、一人で練習です。同じ文章を何度も繰り返すだけです。繰り返すうちに、覚えようとしなくても、暗唱してしまいます。何のストレスもありません。だって、覚えようとしてないんだから。繰り返し読んだ文章は、自然と頭に刻まれ、やがて、それは実際の会話で使えるようになります。

自分の口で言えるものは、話せるようになるし、聴き取れるようにもなります。

会話の場数を増やしたければ、英会話学校に行くとか、オンライン英会話を利用するのもありだと思いますが、正直、高いお金を払って英会話学校に行くのは貴重な資源の無駄遣いだと思います。

自分の子供にも、私の行ってきた学習法を用いて英語を教えています。「教えている」と言っても、一緒に簡単なテキストを使って音読するだけです。彼の脳の中の英語がどう育っていくのか楽しみなところです。

「会話の場数」と言いましたが、最近は、外国人が当事者となる不動産取引のお手伝いをすることも多くなりました。もっぱら英語を使った決済のみですが、契約者や重要事項説明書等の翻訳等、勉強になりますし、やりがいもあります。以前に比べ「場数」は増えましたが、それでも、まだまだ少ないですね。自分の英語をもっと試したい(なるべく日本から出ないで)。

で、どうしているかというと、仕事で地下鉄なんかに乗る時に、駅にいる、困ってそうな外国人に声を掛けることにしています。どのチケットを買えばよいか戸惑っている外国人がたくさんいますからね。欧米人だけではなく、アジア人も多く見かけます。自分の発音やイントネーションを試すには絶好の機会なのです。授業料ではありませんが、その代わり、彼らには、満足のいく答えや説明をしてあげるようにしています。もしできなければ、私の負けです。

観光客が逃げちゃうよ

本日(2日)、大阪法務局本局から事務所への帰り道、谷町4丁目駅で、中国系のカップルがチケット売場で何やら困っている様子だったので、いつものように声を掛けてみました。“Hello!”とか、”Hi!” と言わずに、いきなり、”Any problem?” か、”Which station?”で話し掛けることにしています。あまり親しげに話し掛けると、怪訝そうな顔をされることがあったもので…

話しを聞いてみたら、中央線を利用して近鉄奈良駅に行きたいとのことだったので、チケットの金額を伝えると、「フリーパスを利用して奈良に行きたい」と追加で質問されました。

私も、フリーパスや周遊乗車券的なものについての知識がなかったので、改札の駅員さんに尋ねたら、エンジョイエコカードを勧めてきたのですが、私が「これで奈良まで利用できますか」と再度質問すると、「大阪市営地下鉄等を一日乗り放題で利用できるだけです」とのこと。

カップルの二人にそのことを伝えると、「普通にチケットを買って奈良に行きます、ありがとう」ということで、別れました。

帰りの地下鉄の中で、フリーパス的なものがあるのではないか?と気になって検索してみると、あるではありませんか。

この「KANSAI THRU PASS」の問題点は、入手できる場所が限定されている点です。関空や、心斎橋・難波・梅田等のインフォメーションセンター等でしか購入できないのです。普通に、地下鉄や私鉄の券売機で購入できず、何と不便なことなのでしょう!

日本が観光立国を目指すなら、こういう点を改善しないといけませんよね。各電鉄会社の利害関係もあるでしょうが、移動がしやすくなれば、目的地で「お金が落ちる」チャンスが拡がるわけで、そのお金が、政治家の好きそうな言葉「地域経済の発展」にもつながり、関西が活性化することにつながるのですから。こういうことをトータルで調整する司令塔が不在のままでは、今の外国人観光者増は一過性のものに終わってしまうでしょうね。

こういう身近なところから変えていきませんか?売り場を増やしてみませんか?

私も今回勉強になりました。スマホに、スルッと関西のウェブページをお気に入り登録し、「こういうチケットもあるよ」と紹介することにしたいと思います。

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